Googleのオンラインオフィススイート「Google Docs」は、まだ限られてはいるものの、役立つPDFファイルのサポートを、新たに追加した。
Google Docsのユーザーは、Adobe Systemsが最初に開発し、現在では標準規格として広く受け入れられているPDF形式のドキュメントをアップロードして、閲覧することができる。ウェブ上に保存されたPDFファイルの転送も可能になる。
Google Docsの公式ブログ上で、米国時間6月13日に行われた今回の発表は、それほど驚くべきことではない。Google DocsでのPDFサポートは、非常に意義ある決定であるという点に加え、すでにGoogle Docsに詳しい複数のユーザーが、PDFサポートの間近に迫っていることを指し示す数々の兆候に気づき始めていた。
いまだベータテスト段階にあるGoogle Docsは、「Microsoft Office」との競合を目指しているものの、サポート機能に関しては、まだかなり貧弱であることを否めない。
しかしながら、Google Docsはウェブベースであるため、比較的簡単に新機能を追加することができる。ただユーザーはウェブサイトを使っているだけで、新機能が現れるしくみになっており、これこそSaaS型アプローチの大きな利点でもある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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