この地図には、ストーンヘンジ周辺のより広範囲な地域、イングランドのソールズベリー近辺までが掲載されている。研究者たちの主な説によれば、(考古学者たちが複数の住居を発掘した)ダーリントンウォール近辺の集落はある季節に限って人が住むために造られ、一方、ストーンヘンジは死者をまつるために造られたという。ダーリントンウォールに近い場所にあるウッドヘンジは、木で造られている点を除けばストーンヘンジに非常によく似た遺跡だ。また、このプロジェクトでは、ストーンヘンジのカーサス(ストーンヘンジを囲む、全長2マイル(約3.2km)ほどの2本の平行な溝)が、紀元前3630年〜3375年にさかのぼることが判明した。
提供:National Geographic