ケータイでIP電話がかけられる「ホームU」、ドコモが6月開始

永井美智子(編集部)2008年05月27日 15時42分

 NTTドコモは6月より、家庭内などに置かれた無線LANルータを通じて、携帯電話で最大54Mbpsの高速パケット通信や050番号によるIP電話ができるサービス「ホームU」を開始する。

 対応端末は5月27日に発表されたN906iLのみ。無線LANを使って動画等の大容量コンテンツを送受信したり、IP電話をかけられたりする。

 月額利用料金は1029円。IP電話の通話料金は、ホームU同士の場合のみ無料となる。ホームU以外への通話料は携帯電話の契約プランによって異なるが、タイプSSの場合、30秒あたり14.7円。FOMA網を使って通話する場合に比べると3割安くなるとのことだ。

 なお、契約にはFOMA新料金プランでの定額データ通信プランの加入、マルチセッション対応のブロードバンド回線、無線OoS対応の無線LANルータが必要となる。

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