NTTドコモ、FOMAとIPセントレックスエリアが1つの番号で発着信可能に

松田真理(マイカ)2008年05月26日 19時45分

 NTTドコモグループ9社は6月2日より、企業向けIP電話サービス「ビジネスmoperaIPセントレックス」において、FOMAエリアとIPセントレックスエリアどちらでも1つの番号(090/080番号)で発着信できる「IPセントレックスワンナンバー」の提供を開始する。

 ビジネスmoperaIPセントレックスは、FOMA/無線LANデュアルケータイ(N902iLなど)を利用すると、1台の携帯電話で企業内の内線電話、企業内から外部へのIP電話、外出先ではFOMAエリアに対応した通話ができるサービスだ。このビジネスmoperaIPセントレックスが利用可能なエリアを「IPセントレックスエリア」と言う。

 今回、IPセントレックスワンナンバーによって、ビジネスmoperaIPセントレックスの050番号と、FOMAの090/080番号を1つの番号(090/080番号)で利用できるようにした。対応機種は、N902iLなどのFOMA/無線LANデュアル携帯電話。利用料金は、1回線あたり月額157.5円(税込)。

 なお、同サービス開始に合わせ、タイプビジネス(FOMA/mova)のドコモIP電話向け通話料金を引き下げる。平日午前8時〜午後7時(ビジネスタイムは1分あたり15.75円(税込)だったが、10.5円(税込)となる。ビジネスタイム以外の時間帯は従来と同じ1分あたり31.5円(税込)。

IPセントレックスワンナンバーサービスイメージ IPセントレックスワンナンバーサービスイメージ

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