ATIとエヌビディアが間もなく発売のグラフィックスチップ--その姿が徐々に明らかに

文:Brooke Crothers(Special to CNET News.com) 翻訳校正:編集部2008年05月19日 18時43分

 Advanced Micro Devices(AMD)のATI部門とNvidiaは、グラフィックスチップをめぐる次の対決に向けて準備を進めている。すでに、6月発売予定の2種類のチップに関する多くの情報(噂)が出回っている。

 間もなく発売される2種類の製品ファミリーの名前はすでに広く報じられている。まず、ATIの製品群には「Radeon HD 4800」というブランド名が付けられており、一方のNvidiaの製品群は「GeForce GTX 200」と呼ばれる。

 AMDは、まずHD 4850を発売し(グラフィックボードの予想価格は189〜219ドルの間)、続けて4870(予想価格は199〜279ドルの間)を発売予定だ。さらに同社は、第4四半期にデュアルチップATI Radeon 4870 X2も追加する計画だ。

 一方のNvidiaは、ハイエンドのGeForce GTX 200ファミリーで対抗する。当初発売される製品は、GeForce GTX 260とGTX 280の2種だ。

 情報サイトVR-ZoneはすでにHD 4850と4870の予備的な性能数値を入手したとしている。ドイツ語サイトHardware-Infosも、HD 4850と4870の仕様表を掲載している。

 また、ハイテク関連サイトTG Dailyは次のように述べている。「ATI、Nvidiaの両社は、来週にもビデオカード開発に取り掛かるという。つまり、現段階で仕様は最終版であるということだ」

 ATI製品に比べ、Nvidia GTX 260、280に関する情報は少ないようだが、トルコのあるサイトはすべての仕様を入手したとしている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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