Advanced Micro Devices(AMD)が3コア搭載「X3」プロセッサシリーズを刷新した。今回のアップグレードでは主要なバグが修正されている。オンラインの再販業者の多くが同プロセッサの新バージョンを早くもサイトに掲載している。
現在、AMDはX3 8400、8600、8700を提供している。これらは「B2」バージョンと呼ばれ、非常にまれな「TLB」バグを含んでいる。AMDでは、シリコン上のバグを修正したB3バージョンで同シリーズをアップデートする。
多くの再販業者が、Phenom X3の8450、8650、8750を既にサイトに掲載している。末尾の50は、バグ修正がチップに含まれていることを示す。
Hewlett-PackardやGatewayは米国時間4月18日、Phenom X3 8400を使用した消費者向けシステムの販売を開始している。
Phenom X3は、780シリーズチップセットと組み合わせられることで「フルHD」体験を提供でき、AMD Unified Video Decoder(UVD)と組み合わせられることHD再生がグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)で可能となる、とAMDでは述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したもので す。海外CNET Networksの記事へ
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