米Yahooは米国時間4月10日、米大リーグのデジタル部門であるMLB.comとビデオ配信と広告販売について提携したことを発表した。
現在のYahooを巡る混乱を考えた場合、3年という契約期間は、ホームランか三振のどちらかであろう。
ビデオに関しては、Major League BaseballのMLB.tvから2010年シーズンまでのコンテンツがYahoo Sportsに配信される。これにより、Yahooユーザーであれば、大リーグの試合が生で、または、オンデマンドでYahoo Sportsで視聴できる。ただし、地元開催の試合は対象外となる。MLB.comによると、配信される試合数は、年間2400試合を上回るという。また、Yahoo Sportsは、試合結果を伝えるFastCastや他のMLB.comのビデオも配信する。
MLB.tvのコンテンツは、Yahoo Sportsとの共同ブランドプレーヤーを使って、米国、カナダ、メキシコなど11カ国で視聴できる。現在、MLB.comのMLB.tvで地元開催以外の試合を生で視聴する場合、月額14.95〜19.95ドル(または、年額89.95〜119.95ドル)の料金を支払う必要がある。Yahooユーザーも、共同ブランドのYahoo Sportsプレーヤーを使うには同額の料金を支払う必要がある。
まは、Yahooは、2009〜2010年シーズンにおいてMLB.tvの独占広告パートナーともなった。2008年シーズンにおいてYahooは、同社「Clickable」ビデオ広告に加え、MLB Advanced Mediaが提供するプリロールやポストロールの広告を使う。その後は、Yahooのグラフィカル広告システム「AMP」で完全に置き換えられる予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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