PCの省エネは、以前から業界にとって大きな課題とされてきた。PCがパーソナル、ビジネスを問わず必須のツールとなったため、消費電力を抑えることは、経費節減に直結して来たからだ。さらに地球温暖化などの環境問題が注目される今、省エネは二酸化炭素排出量の低減という面からも注目されるようになった。
ではGA-EP35-DS4でDynamic Energy Saverを走らせ、省エネを実現すると、どれぐらい二酸化炭素排出量を減らせるのか? 一般的な話として言うなら、1kwhの電力消費で約400グラムの二酸化炭素が排出される(注:発電方式によって大きく異なる。この数値は一般的な家庭用電力の場合)。逆に言えば1kwhの節電で、約400グラムの排出を抑止することができる訳だ。
環境問題への取り組み、その基本は「出来ることからコツコツと」である。そういった意味ではGA-EP35-DS4のDynamic Energy Saverは、快適に自作PCを使いながら、気がつけば省エネを行っていることになる。しかも自分がどれぐらい省エネしたか、数値として確認できるという点がいい。
自作に限らずPCは長時間、電源が入ったままになることが多い。こうした機器にとって省エネは、重要な課題である。しかし、省エネだからといって機能やパフォーマンスに妥協するのでは面白くない。そういった視点からGA-EP35-DS4を見ると、省エネとパフォーマンスのバランスが良く取られている製品と言えるだろう。
多機能でパフォーマンス的にも優れたマザーボードを選び、普通に使っているだけで、気がつけば省エネになっている。GA-EP35-DS4最大のメリットは、この「知らず知らず地球に優しい」という感覚なのかも知れない。
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