ハイデフィニション(HD)対応のライブストリーミングでも始めるのか。それとも計上した利益でも発表するのか。
YouTubeが米国時間3月12日午前に、大きな発表をする予定であるとTechCrunchが報じている。報道の通りであれば、明日の今ごろは、オンラインビデオについて大騒ぎになっているだろう。
NBC UniversalとRupert Murdoch氏率いるNews Corp.が創設したウェブサイトHuluは同じ12日にサイトの公式スタートを切る予定になっている。Huluはたくさんの長編映画やテレビ番組、スポーツイベントを提供する計画だ。
なおYouTubeの関係者からコメントは得られていない。
何が発表されるのかは分からないが、筆者が期待するのは、YouTubeが長編映画の配信契約を締結すること。ウェブで一番手をゆくビデオサイトが映画会社やテレビ局と契約を結べずにいるなんて、あってよいのだろうか。ここ数年の間にユーザーが投稿した海賊ビデオが、契約の締結を阻んでいるのだろうか。
YouTubeは対価さえきちんと支払えば、どんなことだってできるはずである。メディア界の大手企業もYouTubeの膨大な数のユーザーを魅力的に思っているに違いない。
いずれにしろYouTubeが何を発表するにしても、それにビデオの画質向上に関する取り組みが含まれていることを希望したい。ほかのサイトはすでに、高画質の動画を提供し始めているのだから。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」