Intelは今週、反競争的であるとして欧州委員会より受けた嫌疑に対する弁護を行う予定だ。
今回の案件は過去数カ月にわたり続いているが、米国でAdvanced Micro Devices(AMD)がIntelに対して起こした独占禁止法違反訴訟ほど大規模なものではない。欧州委員会は、割引クーポンを発行して消費者にIntel PCを購入するよう圧力をかけ、コストを下回る価格でチップを販売するなど、欧州域内で反競争的な商習慣を行っているとしてIntelを非難している。Intelはこれについて否定している。
IDG News Serviceが伝えるところによると、Intelは現地時間3月11、12日の両日開催が予定されている公聴会の席で、欧州委員会が提出した意見書に対し意見陳述することになっている。Reutersは、公聴会の委員が欧州連合の競争政策担当委員であるNeelie Kroes氏に報告書を提出することになっていることから、今週中に決定が下されることは無いとの見方を示している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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