[レビュー]話題の199ドルモバイルPCを使いこなせ--ASUSTeK 「Eee PC 4G-X」 - (page 2)

ASUSTeK
EeePC4G-X
内容:2007年のCOMPUTEX TAIPEI 2007にて199ドルPCとして発表された、ASUSの低価格ノートPC「Eee PC」。日本の標準仕様は4GバイトのSSDに512Mバイトメモリ、Windows XP Home Editionを搭載し、4万9800円で登場した。モバイルPCとしては驚く価格だが、HDDにかわりSSDの搭載や1kgを切る重量など、ただ安いだけではないものに仕上がっている。

意外にしっかりとしたボディとキーボード

 まず、重さ920gの本体に触ってみると、意外にしっかりしているというが第一印象。ボディは剛性感があり、液晶部分を空けたときも、ガタツキや歪みも感じられない。バッテリーの取り付けもしっかりとしており、まったくガタツキがない。

 キーボードも見た目こそ安物のノートPCのようであるが、どのキーを押しても違和感のある引っかかりはなく、底付きしたときにベースがゆがむ感じもまったくない。キー1つ1つのサイズは上下方向が圧縮されているが、左右方向は16mmと小さめのノートPCを触ってきたユーザーなら問題なくブラインドタッチができるレベル。多くのモバイルノートPCのように、右端のキーは左右方向も圧縮されている。

 キーのストロークは決して長くはないが、キーを押し込む過程のキーの重さの変化にいやな感じはなく、実際にキーが反応する場所も、押し込み圧によるムラもない。きちんとタイピングができるレベルは十分持っているといえよう。

  • 画面の開閉もスムーズ。きしみや歪みはない

  • キーボードはフラットな形状

  • キーの横幅は実測で16mm

  • タッチパッドはスクロール機能付き。ボタンは1つに見えるが、押す位置で左右クリックが可能

  • 裏側もスッキリとしている

  • バッテリーは左右にロックがあるタイプ。ガタつきはまったくなく、しっかりロックされる

  • バッテリーは外せるので、今後、大容量タイプなどの登場も期待できる

  • 電源ボタンは閉じた状態でも押せるが、この状態では反応しない

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