[レビュー]最小にして最高の音質--ソニーのヘッドホンみたいなスピーカー「PFR-V1」

ソニー
内容:ソニーからヘッドホンにしか見えない、とてもユニークな形のスピーカーが登場している。その名もパーソナルフィールドスピーカー「PFR-V1」。ヘッドホンサイズのコンパクトサイズの中に、臨場感や迫力を閉じこめた新しい形のスピーカーはどんなサウンドを奏でるのか?

なぜヘッドホン型のスピーカーが誕生したのか

  • ヘッドホンにしか見えないデザインだが、れっきとしたスピーカーだ

 ソニーから発売されているユニークな“ヘッドホン型スピーカー”「PFR-V1」をレビューする。製品を見るとどう見てもヘッドホンだが、この製品はまったく遮音がされておらず、再生している音は周囲にそのまま聞こえるようになっている。

 この製品を見たとき筆者ならずとも「なぜこの形?」という疑問を抱くだろう。PFR-V1はパーソナルフィールドスピーカーというスタイルをとっており、小さなスピーカーを耳元で鳴らすことで、大きなスピーカーと変わらない臨場感や迫力を楽しめるように設計されている。 

 これまで特定のエリア、例えばデスクトップなど限られたスモールスペースで良い音がするニアフィールドスピーカーは存在したが、さらにエリアを狭め、耳の周辺だけで最高の音が楽しめるのが最大の特徴だ。

  • 中央の円形部分が主に中高音域を再生するセンターキャップ。白い部分がコーン紙になっている。ニョキッと飛び出しているのが後述する「エクステンデットバスレフダクト」だ

  • 耳への装着カット。エクステンデットバスレフダクトで耳の突起部分である耳珠(じじゅ)にあてて固定する。耳全体を覆うヘッドホンに比べて、圧迫感が無いのでつけ心地は良い

  • メガネのつるのような弓形のパーツを耳の付け根にのせる。この部分で頭から耳までのスピーカーの高さを調整する

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