FOMAの通信モジュールを搭載したところで、特にtype Tの見た目は変わらない。外見からも見分けはできず、アンテナも本体に内蔵しているため、不恰好な出っ張りや突起物もない。通信中もアンテナを伸ばすということもないため、外からはまったく悟られずに通信ができるのである。
実際に持ち歩くと、出っ張りがないという点は非常に便利。数年前、ノートパソコンに無線LANの内蔵が開始され無線LANカードの出っ張りから解放されたときと同じ感動を覚える。カバンへの出し入れ時にも余計な引っかかりがなく、快適そのものだ。
さらに、使用できるインターフェースもそのままだ。従来であれば、データ通信カードを装着すればその分だけスロットを消費したり、USBポートをふさぐなどのデメリットがあった。type TのUSBポートは仕様によって2〜3ポートだが、USBメモリや、ビジネス用途では暗号キーなどを装着することもあり、あけておくに越したことはない。
また、type TのカードスロットはExpressCard/34。現在FOMAのデータ通信アダプターはPCカードとUSBの2タイプのみなので、type TにはUSBタイプしか選択の余地がないことになる。type Tでスマートに通信するなら、もはや内蔵のワイヤレスWANモデルを選ぶしかない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは