接続は簡単だ。VAIOでは、VAIO Smart Networkを使ってワイヤレスをWANに切り替え、接続ソフトで接続動作をするだけ。以後は、インターネット利用が可能だ。
また、type Tを購入して最初の手続きも、パソコン上から行うことができる。通常はドコモショップなどで回線契約をする必要があるが、オンラインで契約をすることもできる。審査があるため、オンライン契約してすぐ使えるわけではないが、出向く必要なくできるのはありがたい。
回線契約を済ませ後は、届けられるFOMAカードをtype TのFOMAカードスロットに挿入する。スロットはバッテリーを外したところにあり、これで通信の準備は完了となる。
「定額データプランHIGH-SPEED」では、金額上限に達するまでは、通信量に応じて料金が変化する。接続ソフトでは、その点についても料金のバーグラフが変化するため、少しでもコストを抑えたいユーザーには便利。この接続ソフトはNTTドコモから提供されており、データ圧縮などの機能も持っている反面、定額データプランでは、接続ソフト以外の接続はできない仕組みとなっている。
また、FOMAの定額データプランでは、接続できるアプリケーションに制限がある。ウェブサイトへのアクセスやメールで利用するポート番号のみ通信可能となっており、Skypeなど、その他の通信ポートは遮断されてしまう。NTTドコモは利用可能な使い方として「メール送受信およびテキスト・静止画のウェブ閲覧など」としており、Flash動画を除けば、動画の閲覧もかなり制限されることになる。
なお、すでにFOMA携帯電話を利用しているなら、その携帯電話からFOMAカードを抜き取り、type Tに装着してのデータ通信も可能だ。FOMA携帯電話を接続してのデータ通信とまったく同様となりパケット料金は従量制。アプリケーション制限もなくなるが、動画受信など、パケット代が思わぬ高額になる可能性があり、利用には十分な注意が必要だ。
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