LiveMOSセンサーと新開発された「トゥルーピック・」の組み合わせは高感度撮影時におけるノイズの低減にも効果を発揮する。実際にテストした画像を見比べていただきたい。E-510を三脚に固定して、ISO感度を100〜1600まで変えながら撮影した。
各画像の同一部分を等倍に拡大して比較してみる。結果としてはISO100〜400まではほとんどノイズは認められない。ISO800で画像にザラつきが見えてくるものの色ノイズは認められない。ISO1600になるとさすがに色ノイズも現れてはくるがまったく使えないという程ではない。
通常であればやはりISO800までとし、ISO1600は緊急時での使用となるだろう。参考までに同じくLiveMOSセンサー(約750万画素)を搭載するE-330の高感度画像とも比較してみた。同条件の被写体とはいかないが、ISO400およびIS0800で撮影した画像をE-510で撮影した画像と較べると明らかにE-510の方が低ノイズとなっている。
E-510に搭載されている「仕上がりモード」では撮影目的に応じて画像の現像パラメーターを変更することができる。初期設定値はNATURALとなる。また画像の諧調を標準、ハイキー、ローキーのいずれかを重視した諧調表現として選択保存することも可能だ。これらはE-410にも搭載されているものだ。
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