オリンパスEシリーズには一号機のE-1から一貫して強力なダストリダクション機能が搭載されている。これは他社に先んじてオリンパスが搭載した機能である。最近では各社もダスト対策機能を搭載してきてはいるが、私の経験から言ってもEシステムには一日の長があるようだ。もちろんE-510にもダストリダクションが搭載されている。
またE-410/E-510に搭載されたダストリダクションは改良の結果、さらに強力な物となっているという。普段はあまり実感されない機能ではあるが、これにより一眼レフカメラ最大の魅力といえるレンズ交換が躊躇なくでき、さまざまなシチュエーションでの撮影を可能とするのだ。
ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 Pモード+1.0EV、1/160s、F8.0、ISO100、WBオート、VIVID 秋晴れのヌケの良い空。ワイド端でも収差も少なく優れた描写だ。斜線にもジャギーなし
ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 Pモード+1.0EV、1/125s、F6.3、ISO100、WBオート、VIVID ガラスに反射した光も滲む事なくクリアに表現されている。レンズに直射光が射込んでいるが最小限のフレア。石畳の描写もよい
ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 Pモード+1.0EV、1/160s、F7.1、ISO100、WBオート、VIVID 画面の手前から奥まで良好な描写。陽の当たる壁面と庇の下のシャドー部の大きな明暗差でも飛ばず潰れず表現されている。青空に浮かぶ風船に心惹かれる
ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 Pモード+0.3EV、1/160s、F7.1、ISO100、WBオート、VIVID 港に浮かぶ客船。シャドー部の船体も黒潰れせずにその重量を感じさせる。デッキの手すりやマストにかかるワイヤーの解像感も悪くない
ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 マニュアルモード、1.3s、F5.0、ISO100、WB太陽光、VIVID、三脚使用 長時間露光の夜景。ダストリダクションが効いているので長秒ノイズは見当たらない
ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 Pモード+1.0EV、1/50s、F5.0、ISO100、ワンタッチWB、NATURAL 店頭の軒先で撮影したカボチャ。太陽光と日陰のミックスされた光だが、ワンタッチWBで正しく色温度を設定することができた
ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 風景モード+0.3EV、1/125s、F8.0、ISO100、WB太陽光、VIVID 風景モードで青い空と緑の木々が濃く表現された。VIVID仕上げとなるので、森のシャドー部が落ち気味になっている
ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 夕日モード-0.7EV、1/160s、F7.1、ISO100、WB6000K、VIVID 夕日モードで撮影した夕日。WBを6000Kと高めの設定にすることで、よりアンバーな調子が出るようになっている。露出補正もマイナスになるような設定
ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro 絞り優先モード+0.7EV、1/80s、F3.5、ISO100、WBオート、NATURAL マクロレンズでのクローズアップ。ライブビュー撮影。液晶モニターを見ながらのクローズアップ撮影には手ブレ補正はとても有効だ
ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 Pモード、1/100s、F5.6、ISO400、WBオート、NATURAL カフェでの手持ちライブビュー撮影。ハイライトスポット測光でスープ表面を測光。ハイキー側に振ることでスープの質感が出た
ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 絞り優先モード+0.7EV、1/15s、F5.1、ISO100、WBオート、NATURAL ネコの毛の一本一本がしっかりと描写されている。窓から射す光のもと奥へとボケていくかんじが、良く空気感を表している。低速シャッターだが手ブレ補正がうまく効いているようだ
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