新進気鋭のセマンティック検索エンジンの「Hakia」が来週から新たにソーシャル機能である「Meet Others」を提供しはじめることになった。これは検索結果ページから、同じトピックを検索する他の人々と対話できるサービスのページにジャンプするオプションを与えるものだ。
理想的な(しかし現実的な)タイプの検索を行うには、これは素晴らしい機能である。例えば、ある病状に関する情報を検索していたとしよう。Meet Othersでは、同じ病状に関する情報を探している他の利用者に連絡し、臨時のサポートグループを作ることができる。Meet Othersページでは、コメントを加えたり、匿名の電子メールやSkypeまたはインスタントメッセージングを経由してページ上の人々と直接話すことができるのだ。
これはまたビルトインの市場でもある。Meet Othersのページには売りに出したいアイテムを投稿することができる。これは「『Craiglist』がついたGoogle」なのだと、Hakiaのプレジデントを務めるMelek Pulatkonak氏は私に語った。
Hakiaはセマンティックな(意味を解釈する)検索エンジンであるがゆえ、 関連コミュニティを探し出すための検索クエリが厳密である必要はない。「Flu shot(インフルエンザ予防接種)」と入力しても「flu vaccine(インフルエンザワクチン)」と入力しても、同じ目的地に到達するはずだ。
Hakiaがすべての検索用語の周辺に構築する臨時コミュニティには参加したくないという向きは、Meet Othersリンクを単に無視すれば、誰もあなたを見つけることはない。
Meet Othersページには投稿に対する評価システムがあるため、関連性が深いトピックはページの上部から表示されるはずだ。これらのページが狙われたりスパムの対象となったりすることを心配するが、それでもこの機能が気に入った。自分と同じようにあいまいな何かを探し求めている人々と直接連絡が取れるというのは、非常に便利なことかもしれない。
この機能は来週Hakiaのサイト上で開始するはずだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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