Appleはリリース以降、iWorkを毎年アップデートをかけてきた。時期が伸び、バージョンコードがリリースより翌年の「08」になってしまったが、今回のバージョンアップはiWorkシリーズにとって重要な意味を持つことになる。
これまでiWorkには、プレゼンテーションソフトであるKeynote、ページレイアウトソフトであるPagesが含まれていた。もちろんこれらの2つのソフトとも洗練度を増している。
しかし今回のバージョンアップで最も注目すべき点は、新たなソフト、Numbersが追加されたことだ。Numbersは「普通の人のための表計算ソフト」とApple CEOスティーブ・ジョブズ氏が評しており、これまでMicrosoft Offceのスイートに含まれるExcelとは一線を画す。もしかしたら、これまでのMac上でのExcel使いにはちょっととっかかりが面倒かも知れない。後ほど詳しく述べていく。
Mac版のMicrosoft Officeのリリースが2008年1月に延期されている。Intel Macにネイティブで対応し、価格も1万円弱という安さに設定されているiWorkは、これを使ったことがないユーザーからすれば、「Microsoft Officeのシェアを奪うモノになるのではないか?」と思われるかも知れない。しかし、オフィス・スイートと言っても、まったく違うモノであることは、既存ユーザーはもちろんのこと、iWorkをちょっと使ってみればわかることだ。
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