ngi groupは10月11日、ngi groupの子会社である3Diにて、仮想空間のプラットフォームである「Jin-sei」を、独自開発したと発表した。
Jin-seiは、仮想空間のオープンソースコミュニティと連携をとって開発された。Second Life(セカンドライフ)の開発元である、米リンデンラボのオープンソースをはじめ、数多くのオープンソースを活用。開発成果はふたたびオープンソースコミュニティに提供している。
ngi groupでは、3Di分野におけるグループ全体の戦略として、マルチプラットフォームでのビジネス展開を目指している。このたびのJin-seiは、独自の仮想空間を運営したいと考えている、企業や大学等での活用を想定し、OEM(Original Equipment Manufacturer)の形での提供となる。
また、顧客企業のニーズにあわせたカスタマイズ、機能拡張や仮想空間上の制作業務等のサポートも実施。あわせて日本発の特長を生かし、コミュニティ形成の容易さや、日本人に親しみやすい世界観の構築についても、ニーズに即した仮想空間の提供を行っていくとしている。
さらに、高性能サーバによる運営を行うことで、ユーザビリティの向上を目指し、3Diの独自技術での開発を織り込むことで、モバイルデバイスとの連動、および機能拡張と使いやすさの実現を図るとしている。
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