億万長者で物言う株主のCarl Icahn氏が、エンタープライズアプリケーション企業BEA Systemsの株を9.88%保有し、同社に対する運動を推し進めようとしている。
Icahnは先週、BEA売却を求めて同社株の保有率を8.5%まで引き上げていた。これに続いて同氏は米国時間9月20日、保有率を増加するという新たな攻撃にでた。
Icahn氏とその関連団体は現在、3870万株を保有している。この株数は、同氏がBEA売却を推し進める上でかなり大きな数といえる。また同氏は、自身が推薦する重役を取締役会に選出されるよう働きかけるともいわれている。
Icahn氏は、経営陣への不満が、株主利益増加の必要性から来ていると述べている。BEAの株価は、同社過去最高の17ドルを1年前に記録して以来、約18%下がっている。
BEAは、Oracleへの売却が長い間うわさされていたが、この夏ごろから憶測が再度広がってきていた。
しかし、BEAでは、投資家向け広報担当幹部が最近の株主総会で、同社売却の予定はないことを述べている。
Icahn氏は、最近のMotorolaとの争いでは、株主を動かすことに失敗している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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