撮像素子は320万画素(16:9時の有効画素数は228万画素)の1/2.9型クリアビッドCMOSセンサーを搭載し、HD(1440×1080ドット)での撮影が可能だ。
CMOSセンサーは、CCDタイプに比べて明るい映像に強く、逆光撮影時に発生するスミア(線状に発生する白トビ現象)を抑えられるのが特徴だ。そのほかに白トビや黒つぶれもCCDに比べ少ない。
録画方式は「AVCHD(エイブイシーエッチディー)」方式を採用する。AVCHDとは、高画質を維持しながら容量を抑えられるMPEG-4 AVC/H.264方式の一種で、ハイビジョン映像を既存のDVD、フラッシュメモリ、HDDなどのストレージに記録できるのが特徴だ。使い勝手の良さからハイビジョンムービーの規格として、対応機が急激に増えている。ただしこの規格には注意点もあるので、そのあたりは後半のまとめでお話ししよう。
まずは外観から見ていこう。パール風のメタリック処理を施した塗装は、ギラついておらず高級感が漂っている。本体がコンパクトなので、ともするとビデオカメラとしてはチープな印象を受けそうだが、デザインと塗装で、存在感をアピールしているのはさすがだ。
手にするとまず軽いと感じる。付属品のバッテリー「NP-FH60」使用時でも約450gしかないので、ちょっと前のコンパクトデジカメを扱うようだ。
ボタン位置は適当だと思うが、本体が小さいのでグリップ感が乏しく、頼りなかった。筆者は男性としては手が小さい方なので、操作には困らなかったが、人によってはグリップしづらいと感じるだろう。購入時には店頭で実機に触れることをオススメする。
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