おちゃのこネットは6月21日、ネットショップのアフィリエイト・システムをサポートする「おちゃのこ8」で、新たに「おちゃのこドロップシッピング」を追加実装したと発表した。これと同時に、商品提供者であるサプライヤーの募集も開始する。
おちゃのこドロップシッピングは、サプライヤー、ドロップシッパーともに、「おちゃのこネット」を利用することで開始できる。ドロップシッパーは、販売する商品をおちゃのこネットの商品登録画面で仕入れ、任意に販売価格を設定する。ワンタッチでショップサイトに掲載される仕組みだ。
消費者が商品を購入すると、サプライヤーに販売データが転送され、商品を直接消費者へ発送する。ドロップシッパーは在庫を抱える必要がなく、面倒な商品発送業務を行うこともない。一方、サプライヤーは、新しい販売チャネルを開拓できる。
商品代金の決済には、イーコンテクストの提供する決済サービス「econtextゲートウェイ」を導入。これにより、消費者はコンビニ、銀行、郵便局ATMでの現金決済に加え、ネット上でのクレジットカード決済も利用できる。
回収した商品代金は、サプライヤーに商品の卸売代金を、ドロップシッパーに販売価格から仕入れ価格を差し引いた利益を振り込む。おちゃのこネットがそれぞれ手数料を控除して振り込むため、代金回収業務も発生しない。これにより適正な利潤の確保が可能になると、おちゃのこネットでは説明する。
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