魔法のiらんどは4月25日、通販大手のニッセンと提携し、モバイルコミュニティサービス「魔法のiらんど」(http://maho.jp/)において、ニッセンのECサイト「BRANDELI(ブランデリ)」で販売されている商品の取り扱いを開始すると発表した。
今回の提携により、ブランデリの商品を、魔法のiらんどのモバイル版ドロップシッピングサービス「お店機能」で扱うことが可能となった。ユーザーは、魔法のiらんどが用意する商品を、自分のサイトのショッピングコーナーに、オリジナルのコメントをつけて紹介。売買が成立すると、電子マネーEdyや、ジャパンネット銀行経由で換金できるポイントが付与される仕組みとなっている。
サービス開始当初、ブランデリが提供する商品は8ブラント約1000アイテム。魔法のiらんどでは、若い女性に人気のブランデリ商品を取り扱うことで、選ぶ楽しさや購入する楽しさ、自分の店に憧れの商品を陳列する楽しさを提供できるとしている。
また、ニッセンでは、モバイルにおける新たな販路、および10〜20代という新たな顧客層を獲得し、売り上げの拡大を図る。さらに、10〜20代の女性が、どのブランドのアイテムに興味を示し、実際に購入しているか、という嗜好や動向などのマーケティングデータを活用することが可能になるとしている。
魔法のiらんどは、1999年12月に無料ホームページ作成サービスとしてスタートしたコミュニティサイト。10〜20代のユーザーを対象に、ホームページ作成サービスのみならず、EC、公式コンテンツ、広告配信などのサービスを提供している。
一方、ニッセンが運営するブランデリは、アパレルおよび服飾雑貨を販売する、ナショナルブランド公式のバーチャルアウトレットモールとして、2006年7月にサービスを開始している。
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