ノースカロライナ州でバイオディーゼル車を運転すると罰金を科せられるかもしれない。
同州ではバイオ燃料の生産および消費を促進しようと努めているが、同時に輸送用燃料からの税収も求めている。そのため植物油で車に給油した運転者は税を回避したとして罰金を徴収されることになると、「Charlotte Observer」紙が報じている。
同紙によれば、ミュージシャンのBob Teixeira氏は同州から1000ドルの罰金が科せられ、連邦政府からも別に1000ドルの罰金がくるかもしれないという。Teixeira氏は1981年製ディーゼル仕様のMercedesに、Costco Wholesaleで購入した植物油を給油している。同氏の車を合法的に植物油で走行させるためには、2500ドルの支払い保証を提供する必要があると、Charlotte Observer紙は記している。
アルコールで車を走行させたとして罰金をとられた運転者もいる。その昔、アルコールは密造酒として売られていた。
しかし法的な対策も進んでいるようだ。同州の税務局は、支払い保証の義務を小規模ユーザーに対しては免除するよう議会に要請している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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