MicrosoftのMac部門に新たなリーダーが誕生する。
Microsoftは米国時間6月8日、Macintosh Business Unitの新たな責任者として、同社に2月に復帰したCraig Eisler氏を起用すると発表した。同社は現在、2007年後半の発売日までに「Office 2008 for Mac」を完成させようと必死に取り組んでいる。
Eisler氏は、同部門の責任者を数年間務めたRoz Ho氏の後を継ぐ。Microsoftの関係者によると、Ho氏は、Robbie Bach氏率いるEntertainment and Devices部門に移動し、「特別なプロジェクト」に取り組むという。Eisler氏は、MicrosoftのMac Mojoブログに投稿した喜びのコメントの中で、Appleの大ファンであることを告白している。
同社のバイスプレジデント、Tom Gibbons氏はEisler氏の起用について次のように述べている。「Craig(Eisler氏)は、技術と製品開発の分野で優れた経歴を持ち、彼のビジネスリーダーシップもすでに実証済みだ。また、彼はAppleに対し敬意を抱いている。彼なら、Appleとの生産的な関係をさらに深め、優れたMac用生産性ソフトウェアを提供するというMacintosh Business Unitの伝統を今後も継続してくれるものと確信している」
Eisler氏は、Microsoftに以前勤務していた時は、DirectXの開発マネージャーを務めた。その後、ワイヤレスソフトウェア開発企業Action Engineの最高経営責任者(CEO)となり、AOL Wirelessの立ち上げを支援した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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