Microsoftが、Mac用Officeの次期バージョンのプライベートテストを開始した。同製品の正式版は2007年後半に出荷される予定。
「Microsoft Office 2008 for Mac」は、IntelとPowerPCのどちらのチップを搭載したMacにも対応した初めてのユニバーサルバージョンとなる。また、Microsoftが1月に発売したWindows版Office最新版に追加されたXMLベースのファイルフォーマットもサポートされる。
Microsoftでは、プライベートベータ版のテストに何人が参加しているのか、パブリックテスト版を用意するのか否かを明らかにしていない。同社の関係者は、正式版は予定通り、2007年後半に発売されると述べている。
Microsoftはこれら以外にも、複数の新機能の詳細を明らかにしている。その1つが「My Day」と呼ばれるプログラム。これは電子メールプログラム「Entourage」を起動しなくてもカレンダー情報を素早く確認できるというもの。
そのほかの新機能としては、「Word」に搭載されたページレイアウトコントロールや、「Ledger Sheets」と呼ばれる「Excel」の新テンプレートがある。同テンプレートを利用すれば、数式を自分で用意しなくても一般的な財務管理を行うことができる。
Microsoftでは、Mac版Officeの新バージョン投入に通常の18〜24カ月より長めの時間を取っている。現行バージョンの「Office 2004 for Mac」は2004年4月に発売されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方