Flickrはここ数日、規制する側とされる側両方の立場に立つという奇妙な状況にある。
まずSan Francisco Chronicleによると、Flickrは中国でサービスをブロックされたと発表したという。
米国時間6月8日夜のSan Francisco Chronicleの記事には、次のように書かれている。「7日に掲載されたウェブサイトの記事でFlickrは、技術的な問題は確認されておらず、要はサービスがブロックされているのだと、誰がブロックしているのかに言及しない形で発表している。8日には、共同設立者のStewart Butterfield氏が、ウェブサイト担当者が問題を定期的にチェックしているが、サービスはブロックされ続けていると述べた」
Chronicleに引用されたButterfield氏の投稿には「われわれは、これが一時的な問題であることを望んでおり、実際にそうであると考えている。さしあたり、代替手段を模索している」と書かれている。
一方、Forbes.comでは、性と技術の文化をテーマとするライターViolet Blue氏が、Flickrに掲載した画像のほとんどが断りなくメンバー専用ページに置かれていたと申し立てていることが報告された。
Blue氏は自身のウェブサイトに「現在、(Flickrの)メンバーでないと、私のアカウントは削除されるのと同様の状態になる。ただし、紛らわしいことに、今私のページにアクセスすると、私が検索対象から外した露出の多い写真*だけを*見ることができる」と書いている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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