YahooがTargetとの提携の下、同社のオンライン写真共有サービスである「Flickr」の利用者に写真プリントサービスを提供する。
Yahooが米国時間26日に開始予定の新しいプリントサービスによって米国のFlickrユーザーは、オンラインで写真の印刷を注文し、Targetの最寄店舗に商品を受け取りに行くか、自宅に届けてもらうことができるようになる。Flickrは、自ら運営するブログで、Flickrのユーザーに対して新サービスの説明をしている。
Yahooは以前よりTargetとは提携関係にあり、この提携の下で、Target.comとTargetストアは、オンラインで写真を共有したり、画像を印刷したりするサービスを提供してきた。今回の新サービスは、これまでの両社の提携関係を拡大したものだ。
Flickrのユーザーは、Targetに写真のプリントを注文できるだけでなく、写真入りの特製品を手掛けるZazzle、Qoop、Englazeを通して、特製のマグカップやTシャツ、スタンプ、フォトアルバムなども入手できるようになる。
Yahooが2005年3月に買収したFlickrは、ウェブで最も人気の高い写真共有サービスサイトの1つだ。同サイトを利用して、コンピュータや携帯電話からデジタル写真をアップロードしたり、アルバムをまとめたり、ブログに写真を掲載したりすることが可能だ。ライバルとしてKodak EasyShare Gallery(旧Ofoto)、Hewlett-PackardのSnapfish、News.com発行者のCNET Networksが所有するWebShotsが挙げられる。
多くの写真共有サイトが、全国展開しているプリンティングサービス業者と協力して、写真の印刷サービスを提供し始めている。例えば、SnapfishはWalgreensとの提携し、このようなサービスを提供している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」