PaidContentを含む複数のブログが米国時間5月16日、ソニーがClubPenguinと買収について話し合いを進めていると報じた。ClubPenguinは、2005年10月に設立され、ソーシャルネットワークおよびオンラインゲームサイトを子供向けに運営している。買収金額は約4億5000万ドルと報じられている。
サブスクリプションベース(月額6ドル)のサービスを提供するClubPenguinは、Massively Multiplayer Online Role-Playing Game(MMORPG)形式を取っている。子供たちはペンギンのアバターを使いながら、ゲーム、仮想アイテムの収集、プレーヤー同士の交流を楽しむことができる。PaidContentによると、同サイトの売上高は約6000万ドルで、設立2年未満ながら採算がとれているという。3月におけるビジター数は450万人。
ソニーによるClubPenguinの買収は現在、確認がとれていない状態にある。しかし、ソニーがMMORPGや仮想世界に関心を持っているのは明らかだ。ソニーは、PLAYSTATION 3用に独自の仮想世界「Home」を発表している。
MySpaceやFacebookのような10代や大人向けソーシャルネットワークサイトがメディアで話題になっているが、より下の年齢層も無視できない勢力となっている。Webkinzは最近、10代未満の年齢層で人気となった。また、NeoPetsは2005年、MTV Networksによる買収で注目を集めた。
しかし、結局のところ、これら子供向ソーシャルネットワークの行方は、金銭的に余裕のない10代や20代ではなく、家計を仕切っている父親や母親に依存している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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