ネットサービスの企画・開発ビジネスを展開するメイクメディアは5月9日、テーマパークのアトラクションに優先的に入場できる「優先入場パス」などを交換し合う携帯電話用サービス「ゲッパス!!」(http://gepa.jp/)を開始した。
利用したいアトラクションの優先パスをもらったり、不要になった優先パスを誰かにあげることができるサービスで、せっかく入手したのに利用できない優先パスを必要とする人にプレゼントすることで、双方が“ハッピーになれる”とメイクメディアでは説明する。主に、年配者や子供、時間のない遠方からの旅行者などを、長蛇の列から解放することが目的という。
優先パスを受け渡しするにあたり、一時的に利用可能な携帯電話用メールアドレスを双方に発行。ユーザーはそのアドレスを使ってメッセージを交換し、待ち合わせ場所や時間を決めて受け渡しを行う。このアドレスは時間が経つと使えなくなるシステムで、相手には本当のメールアドレスを知らせる必要がなく、安全に優先パスの交換が行えるという。
ゲッパス!!は、利用料無料の会員制コミュニティサービスとして公開。ポイント制を導入し、優先パスをあげたユーザーにはポイントが加算され、ためたポイントはテーマパーク関連の商品券などに交換できる。既存の会員が、新しい会員を紹介することでポイントを増やすことも可能。
サイト内のSNSでは、ユーザーが好きなアトラクションやキャラクターなどに関するコミュニティを自由に作成し、同じ趣味の会員と情報交換できる。日記を公開したり、友人の日記にコメントして楽しむことも可能。日記を書くなど、サイト内の活動でもポイントがたまる。
交換する優先パスは、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのアトラクションを対象にスタート。メイクメディアでは、今後、ほかのテーマパークにも拡大していく予定としている。
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