Yahooは米国時間5月9日、同社旅行サイトを刷新した。最新のサイトでは、パーソナライズされた旅行情報や旅行商品のリコメンデーションのほか、マップ機能、チャットベースのコラボレーションツールなどが利用できる。
「Netflixは映画のリコメンデーションを行っており、Amazonは本のリコメンデーションを行っている。われわれは旅行でリコメンデーション機能を提供する」とYahoo TravelのディレクターであるJasper Malcolmson氏は語る。
Yahoo Travelは、「Yahoo FareChase」と「Yahoo Trip Planner」と組み合わさっている。FareChaseは低価格のフライト情報を入手できる機能で、Trip Plannerは旅行者や旅行を考えている人向けにソーシャルネットワーク機能を提供する。ユーザーはここで旅行を計画したり、インタラクティブな地図を作成したり、オンラインで日記や写真を管理できるという。このほか、Yahoo Travelでは、「ロマンチック」「家族向け」などのタグを付けることもでき、他のユーザーが同じようなテーマの旅行を検索しやすくなるという。新サービスとなる「Today's Picks(今日のお勧め)」では10の目的地をピックアップして紹介し、ドロップダウンボックスの「Show Me」では、「ビーチ」「芸術/アーキテクチャ」「ナイトライフ」などのカテゴリ別にブラウジングできる。
このほか、最寄の空港や最も多くのYahooユーザーが選んだ価格別にホテルやフライト情報を表示することもできる。
Yahooはまた、複数のユーザーがリアルタイムでいっしょに旅行計画を立てられるIMプラグインの「Yahoo Messenger Flight Planner」も提供する。さらには、Yahooの地図にさらに詳細な地図を重ねることができる最新のマップ技術もあるという。
Yahooの委託を受けて実施したHarris Interactiveの調査では、2300人以上の成人回答者の43%が夏期休暇にどこへ旅行するか決めておらず、約70%が夏の旅行計画についてまだ固まっていないということが明らかになった。
「われわれは、まだどこへ旅行しようか決めかねているような人々の役に立つサイトになることをめざしている」(Malcolmson氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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