早い時期の参加者ほど更新頻度が高い?--日経リサーチSNS調査

 日経リサーチは4月20日、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のアクセス・更新頻度に関する調査の結果を発表した。

 まず、2007年3月にSNS参加者に対し、「直近(1カ月)のSNSのアクセス頻度」について質問したところ、全体では、約半数となる48.2%が「週に5〜7回」アクセスしており、週に1回以上のアクセスは74.6%と、7割を超えた。

 これをSNSに参加した時期別にみると、2004年からの参加者の65.7%は「週5〜7回」アクセスしている一方で、2007年以降の参加者は44.3%と、SNS参加開始時期が遅れるにつれ、利用頻度が低く、積極的な利用者が少ないという結果となった。

 また、SNSに直近(1カ月)でアクセスした利用者に対し、「直近(1カ月)の日記更新頻度」を質問したところ、「週5〜7回」は全体の12.6%で、週1回以上の更新は39.1%であった。

 SNS参加時期別に見ると、最も日記の更新頻度が高いのは、アクセス同様に2004年以前からの参加者で、21.0%が「週5〜7回」更新と回答。2005年以降の登録者と比べて、高頻度に更新しているユーザーが多く、SNSコミュニティへの意識の違いがみられる。

 調査は3月15日から20日までの期間、16歳から69歳の男女を対象に、日経リサーチ・アクセス・パネルにて実施。有効回収数5312人を得た。

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