ネットエイジグループの投資事業会社ネットエイジキャピタルパートナーズ(NCP)は4月6日、決済システム開発のビリングシステムと共同で、ベンチャー企業に決済関連サービスを提供する新会社「ペイマート」を設立した。
ペイマートの資本金は1500万円で、NCPが66.0%、ビリングシステムが34.0%を出資する。代表取締役はNCPの松本英一執行役員が務める。
新会社は、ビリングシステムが提供する決済システムを導入。NCPの投資先である約60社のベンチャーに対して、企業間の振り込みや送金取り次ぎ、従業員への給料振り込みといったサービスを取り扱う。専門の経理担当者がいないベンチャーの決済関連業務にかかる負荷を低減するという。
また消費者向け電子商取引(EC)事業を手がけるベンチャーには、銀行振込み、クレジットカード決済、コンビニ決済などに対応した収納代行サービスを提供する。クレジットカード会社と代表加盟店契約を結び、カード審査手続きの簡略化や手数料の減額などの支援も行う。このほかファクタリング(売掛債権買い取り)や売掛金担保融資といった金融サービスも予定する。
ネットエイジグループでは、ペイマートを通じて投資先ベンチャーの育成、支援体制を強化し、将来のキャピタルゲインの獲得を図る。
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