ソフトウェア開発のシンクーは、ネットエイジキャピタルパートナーズを割当先とする第三者割当増資を行った。金額は総額3000万円。増資後のシンクーの資本金は4000万円となる。今回の増資は、シンクーが開発したミドルウェア「ネットパブリッシャー(NP)」をベースとした、さまざまなサービス提供のための開発資金として活用する。
NPは、ウェブサーバ、アプリケーションライブラリ、データベース(DB)サーバなどの各種サーバやエンジンを搭載したアプリケーションサーバで、ウェブアプリケーション開発におけるサーバサイドのアーキテクチャを飛躍的に向上させる。NPエンジンは個人PCに搭載することも可能で、個人がインフラを調達することなく、現在のWebサービスと同レベルのアプリケーションを簡単に開発できるという。
シンクーは今後、事業提携を結ぶことでシナジー効果を期待できる企業と、積極的に資本提携などを進めていくとしている。今春には、各ECサイトのアグリゲーションサービスとして、サイトごとの煩雑な管理を平易にし、一括受注・発送管理、会計までを行うECパッケージを、デジタル・ワンとともに発売する予定。
さらに、ネットを利用するうえでの検索、整理、共有、発信のためのツールなど、多種多様なエージェント・ツールをリリース予定にあげている。
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