お勧め:Basecamp/他の選択肢:CentralDesktop、ActiveCollab(ホストする必要あり)、TeamWorkLive、QuickBase
プロジェクト管理は、バーチャルなものを含むどんなプロジェクトの成功にも不可欠だ。実行には計画、スケジュール、仕事の配分と進捗追跡が必要だ。37signalsのBasecampは、プロジェクト管理の本質的な要素を備えた優秀なツールだ。
Basecampのメイン画面は、間もなく起こる重要な日程や最近の活動を表示するダッシュボードになっている。各個人は自分自身の重要日程やタスクも見ることができる。タスクはTo Doリストとしてモデル化されており、重要な日程に結びつけることができる。これは基本的には追跡のためだが、Microsoft Projectに慣れている人は、ここにガントチャートがあるのを見逃すことはないだろう。
それに加え、Basecampはファイルを置く機能(残念ながらファイルにタグをつける機能はない。これが付けば便利になるだろう)と、メモ帳の面白い亜種であるホワイトボードと呼ばれる機能を提供している。このホワイトボードを使うと、非常に基本的なマークアップ言語を使ってテキスト文書を作ることができる。太字にしたりリンクを作成したり画像を入れたりといったことが、HTMLを学ばなくても行える。ホワイトボードにはバージョン管理機能もある。便利だが必要不可欠な機能ではない。
月額料金プランは豊富に用意されており、プロジェクトの数やストレージ空間の大きさなどでさまざまなトレードオフを持つものがある。最も安いプランでは、月額24ドルで15プロジェクトを作成し400Mバイトのファイルを保存できる。最大のプランでは、月額149ドルでプロジェクトの数は無制限、総量20Gバイトまでのデータを保存できる。この2つのプランの間に、あらゆる好みやニーズに対応する多くの料金プランがある。
お勧め:Google Calendar/他の選択肢:Yahoo! Calendar、30Boxes、Kiko
Basecampにはカレンダー機能が抜けている。個人的には、これはプロジェクト管理ソリューションの一部であるべきだと思う。特に、イベントや重要日程の閲覧などがそうだ。幸運なことに、カレンダー機能のソリューションには優秀なものがたくさんある。他から抜きん出ているもののひとつがGoogle Calendarだ。
Google Calendarは直感的なAjaxベースのインターフェースを持っており、イベントの管理については優秀だ。チームでの仕事に欠かせない2つの機能が、共有カレンダーと複数カレンダーのサポートだ。複数の人が同じカレンダーを見てイベントを登録することができる。また、ユーザーは複数のカレンダーを管理し、それを1つの集約されたものとして見ることができる。このため、ビジネス上のイベントと個人のイベントを簡単にまとめて扱える。また、Google CalendarはGMailをうまく統合しており、間近に起こるイベントについて電子メールで警告を送ることができる。
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