携帯電話を選ぶ基準は機能やメーカーよりも「デザイン」と「色」

 モバイルを中心にメディアレップ事業・広告代理事業を手がけるアップデイトはこのほど、「携帯カスタマイズに関する実態調査」の結果を発表した。調査は同社内に設置されているモバイルマーケティングデータ研究所(MMD研究所)が実施した。

 着信音については「無料サイトの着うたを使用(37.8%)」が最も多く、続く「公式(有料)サイトの着うたを使用(31.8%)」を合わせると、着うたの使用は全体の70%にのぼる結果となった。着メロの使用は全体の17%にとどまっている。

 キャリア別では、いずれも上位を着うたの使用が占めるものの、auおよびソフトバンクでは「公式(有料)サイト」が最も多いのに対し、NTTドコモは「無料サイト」が最も多いなど各社間で若干の差異が見られる。

 待ち受け画像については9割以上が変更、なかでも「無料サイトの待ち受け画像(54.0%)」や「写メール画像(21.2%)」を使用するユーザーが多い。待ち受けアプリ・待ち受けFLASHの利用については「どちらも利用していない(74.7%)」が最も多かったものの、4人に1人はいずれかを利用していることが分かった。

 そのほか、ドコモのきせかえツールやauのEZケータイアレンジといった着せ替えテーマについては26.9%が利用、知らないユーザーも18.0%いた。

 また、ラインストーンやビーズなどで携帯電話をデコレーションしているユーザーが16.8%、シールやステッカーを貼っているユーザーが35.1%と少なく、いずれも10代が約6割を占めている。ただ、ストラップについてはつけている人が7割以上と高く、5個以上つけているユーザーも1割いた。

 携帯電話を選ぶ基準は、「デザイン・形状(88.2%)」が最も多く、次いで「色(81.3%)」となり、機能やメーカー、性能よりビジュアルを重視することが分かった。

 調査はstratationが運営する「OOHPメイカー」、エボルブが運営する「ゲー選」など計6社、モバイル6サイトで実施した。調査期間は2月9〜13日。有効回答数は5818人。

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