jig.jpは2月6日、携帯電話でPCサイトが閲覧できるフルブラウザ「jigブラウザ」のCSS正式版対応に先立ち、CSS対応版ベータテストモニターの募集を開始した。
CSS(Cascading Style Sheets)は、ウェブのレイアウトを定義する規格のこと。ページの内容を編集するHTMLファイルとは別に、CSSファイルとして、フォントサイズ、行間、配色などのデザインを切り離して操作することができ、CSSファイルの記述を変更すると、ウェブの内容はそのままで、デザインだけ違うものに切り替えることができる。
今回のベータテストでは、テストモニターにjigブラウザCSS対応版ベータを実際に利用してもらう。サイト閲覧時に正常に表示されないなどの不具合を発見した場合は、指定アドレスへのメール送信のほか、プリインストールされている「不具合報告jiglet」から直接弊社サーバに報告する仕組みとなる。
モニターの初回募集人数は200人で、順次増枠予定。2月6日からウェブサイトにて募集を開始し、モニターテスト開始日は2月8日となる。jigブラウザCSS対応版ベータの利用料は無料だが、モニターに応募するには、ドコモ、au(W51CAは除く) のjigブラウザ対応機種を所有していることが条件。
jig.jpでは、jigブラウザがCSSに対応することで、CSSでレイアウトされているPCサイトを正確に表示することが可能となり、ブログなどの閲覧がより快適になるとしている。また、CSS正式対応前に「不具合報告jiglet」によるモニターテストを行うことで、精度の高いサービスをリリースすることが可能だとしている。
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