レノボでは2005年7月にThinkPad X41 Tabletを登場させ、タブレットPCはすでにラインナップしていた。今回、2006年末に発表されたThinkPad X60 TabletはCPUにCore Duo、チップセットにIntel 945と世代が新しいものになり、ベースも名前のとおりThinkPad X60sとなった。
変わった点はそれだけではない、まず、タッチパネル対応となったこと。タブレットPCとしてはデジタイザーペンに対応しているが、画面に指でタッチするなどしても、その操作は可能だ。
また、デジタイザーペンも進化している。シャープペンシルではペンの後ろ側には消しゴムがついていることが多いが、それにならい、後ろ側で画面にタッチすると対応ソフトでは消しゴム機能になるのだ。消しゴムを利用する際は、画面にタッチした上で、消しゴム側の部分がスイッチになっており、少し押し付けると書き間違いをさっと修正できるところがありがたい。
他にはThinkPad X41がThinkPad X60に進化したときと同様、ハードディスクの2.5インチ化を行なって動作を高速化していることや、ボディのたわみが内部基板に伝わりにくいHoverデザインの採用など、同じ進化を遂げている。
さらに、光学ドライブを装備する際の様子も変わった。ThinkPad X41 Tabletでは据え置きタイプのドッキングステーションだったが、ThinkPad X60 Tabletでは“ウルトラベース”という合体させて持ち運びもできるタイプに変更された。
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