進化したタブレットPC--レノボジャパン「ThinkPad X60 Tablet」 - (page 4)

レノボ
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内容:ノートPCの老舗ブランド、ThinkPadを名乗る進化したタブレットPCが登場した。ThinkPad X60 Tabletは、従来のThinkPad X41 Tabletに対し、タッチパネルの搭載やCPUなどの世代を新しくしたもの。画面に直接デジタイザーペンで手書きができる特長はそのままに、さらに使いやすく、高性能化したモデルだ。

そのまま使っても高性能モバイルノートPC

 ThinkPad X60 Tabletは液晶まわりの機能を除けば、通常のノートPCだ。CPUにCore Duo L2500を搭載し、グラフィックはインテル950、HDDは2.5インチと、通常のノートPCとなんら変わるところはない。

 メモリ容量は通常モデルで512Mバイト。増設も通常のSODIMMをメモリスロットに装着するだけ。Windows Vistaのために増設するときも手間がかからず、難しくもない。

  • ThinkPadの赤いトラックポイントもそのまま装備している

 そのほか、ThinkPadとして定評ある機能も搭載している。加速度センサーを内蔵し、ボディの位置変化によって衝撃を予測、ハードディスクのヘッドを退避させるハードディスク・アクティブプロテクション・システムや、HDD自体の衝撃吸収機構なども装備。ThinkPadになくてはならない赤いトラックポイント。独自の質感を持つキーボードなども通常モデルと同様だ。

 電源管理もThinkPadならではのもの。通常モデルと同様、バッテリーの充電上限を制限して、バッテリーの寿命を長くさせる機能や、バッテリーの充電回数や劣化度合い、使用しているACアダプターの種類までも本体で把握することができる。

  • キーボードも通常のThinkPadと同様のものを備えている

  • 指紋センサーは、画面右下。タブレット使用時にも使いやすい位置を目指し、ここになったという

  • ハードディスク・アクティブプロテクション・システムの設定画面で、現在のThinkPadの位置が確認できる。傾けると画面のThinkPadのイラストも傾く

  • バッテリーの細かな状態が確認できるのもThinkPadならでは。充電回数からバッテリーセルの製造メーカー、製造年月日、試用開始日までわかる

  • 他社のノートPCに搭載されはじめた、バッテリーの充電量を調整して寿命を長くする機能はすでに搭載されている。充電量をパーセントで細かく設定できる

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