違法サイト利用者の約8割は「罪悪感を持っていない」--RIAJ調べ

 日本レコード協会(RIAJ)は1月29日、「違法な携帯電話向け音楽配信に関するユーザー利用実態調査」を実施し、報告書としてとりまとめた結果を発表した。

 調査によると、まず、ワンフレーズ、フルコーラスを含む着うたの有料サイト利用者は全体の54%で、そのうちの52%が1カ月に2〜5曲ダウンロードすると答え、次いで1曲以下が43%、6〜10曲が4%、11曲以上が1%という結果となった。

 次に、プロモーション目的で一定の期間無料でダウンロードできるサイトを除き、音楽を無料でダウンロードできる携帯電話サイト、および掲示板サイトにおけるファイル投稿(アップロード)を「違法サイト」として、利用動向を調査したところ、全体の74.0%が違法サイトについて認知し、35.5%が利用していることがわかった。年代別にみると、特に12〜15歳の利用率が64.5%で、若年層の利用率が極めて高い結果となった。

 続いて、「違法サイトへの音楽のアップロード経験があるか」の問いに対し、全体の18%が「ある」と回答。そのうちの33%が12〜15歳、21%が16〜19歳と、10代が過半数を占める結果となった。

 音楽に著作権が存在することに対しては、全体の75.8%が「知っている」と回答しながら、違法サイト利用に対する罪悪感に関しては「あまり感じない」「全く感じない」を含めると82.1%にのぼる。また、現在違法サイトを利用したことがないユーザーの半数以上が、今後違法サイトを「利用したい」と回答し、若年層ほどその傾向が高いこともわかった。

 日本レコード協会の試算によると、違法音楽ファイルの推定ダウンロード数は、年間で約2億8700万ファイル以上と推定され、これは2005年の有料音楽配信モバイルダウンロード数の、2億5838万回を上回るという。

 今回の調査は、全国の携帯ユーザーのうち12歳から39歳の男女を対象に、2006年11月3日から8日にかけて、モバイルアンケートにて実施。有効サンプル数1036を得た。

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