フェンリルは1月26日、透過PNG、およびWindows Vistaでの動作に対応したタブブラウザ「Sleipnir2.5」の提供を開始した。同時に、展開されたフォルダをUSBメモリにコピーして、複数の環境で利用できる「Portable Sleipnir」の提供も開始した。
今回発表となったSleipnir2.5では、「デザイン変更機能」を実装。これまで、ユーザーインターフェース、プラグインの構成、スキンの変更は、初回起動時でしか変更ができず、アンインストールする必要があったが、アンインストールなしに切り替えるこが可能となった。また、透過PNGに対応。グラフィックスの表現方法が広がり、より自由度の高いスキンを作成できるとしている。
ブラウザ機能として、アドレスバー検索のデフォルトサービスを変更。多くのユーザーが望むサービスに変更し、これまでよりも精度が高く、ダイレクトに目的のサイトへ移動できるようになったという。
メニューバーは、Faviconに対応。これまでアドレスバー、タブバー、エクスプローラバーのみでしかFavicon表示できなかったところ、メニューバーにFaviconを表示して「お気に入り」を判別可能となった。
さらに、Windows Vistaの一般発売開始に伴い、Windows Vistaで動作できるようにした。新しいAPIなど、本格的な対応は今後のアップデートで行うとしている。
Sleipnir2.5と同時に提供開始となるPortable Sleipnirは、展開されたフォルダをUSBメモリにコピーすることで、USBメモリからSleipnirの起動が可能。プラグインを圧縮し、ファイル容量を小さく収めている他、デフォルトブラウザに設定するかどうかの確認を行なわないことや、不要な履歴を削除するなど、持ち歩くことを想定したさまざまな工夫を施している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス