USBメモリに入れて持ち運べるタブブラウザ「Portable Sleipnir」が登場

永井美智子(編集部)2006年02月01日 10時00分

 国産タブブラウザの「Sleipnir」を開発するフェンリルは、ソフトウェアサイズが3.4Mバイトと軽量なタブブラウザ「Portable Sleipnir」を2月1日にリリースする。USBメモリなどの外部メディアに入れられるため、自宅や勤務先、外出先などで同じ設定のSleipnirを利用できる。

 Portable SleipnirはSleipnir 2.3がベースとなっている。利用するのに必要なディスクスペースは個人設定を含めて約5Mバイトといい、従来のSleipnirに比べて4分の1程度のサイズだ。USBメモリに保存したまま起動できるため、自宅や勤務先だけでなく、インターネットカフェなど外出先のPCでも同じ設定のSleipnirを持ち歩いて使える。Sleipnirに比べ、Favicon の取得・保存をしないほか、Geckoエンジンが利用できないといった機能の制限がある。また、クッキーの履歴は残るものの、サイトの閲覧履歴などは自動的に削除されるようになっているという。

 フェンリルではすでに一部のサイトでPortable Sleipnirのテスト版を公開しており、好評だったことから正式にリリースすることにした。日本語版のほか、英語版、中国語(簡体字)版を用意している。いずれも同社のサイト(日本語版のサイト英語・中国語版のサイト)において無償で配布する。

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