肝心のキーボードだが、サイズの面ではかなりの努力が認められる。主要キーのキーピッチは16.8mmとなっており、このサイズならブラインドタッチできる人も多いだろう。ファンクションキーはF1〜F8までは独立しており、日本語入力でファンクションキーを多用する習慣のある人でも問題なし。CTRLキーも左下隅にあるので押しやすい。
ただ、残念なのはキーの感触がもうちょっとという点。キーが100%確実に反応してくれるためには、しっかりと押し込み、意識的にストロークの突き当たりに当てるようにしなければならないこと。キーの最後まで押し込むものの、突き当たりにしっかりと当たらない場合は取りこぼすことがあった。特に小指で押すa、z、pなどは、早く打てば打つほど反応してくれないことが増える。
また、Enterもちょっと安っぽい。中央部を押さないと、キーがうまく沈みこまない。キーの右端を押した場合などは反応しない場合もあった。
筆者のタッチに癖があり、SAシリーズと合わないだけなのかしれないが、他の複数のノートPCやデスクトップPCのキーボードでは問題なく打てていることを考えると、SAシリーズのキーボードはもう少し改善してほしいところでもある。
一方のタッチパッドは少し小さいので慣れは必要だが、操作に問題はないと感じた。パームレストから一段引っ込んでいる点も誤って触れて動いてしまうことがないため有効だ。
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