「こんな小さいノートPCが欲しかった」--工人舎 SAシリーズ SA1F00A - (page 4)

工人舎
内容:工人舎から小型のノートPCが登場した。A5サイズで約960gのミニノートPCだ。小型・軽量を売りにしたノートPCは、大型・重量級ノートPCに比べて価格も高いのが常だったが、この工人舎 SAシリーズはベーシックな仕様で10万円を切る8万9800円と価格も手ごろ。まさに仕様も価格も“サブ”ノートPCだ。

キーボードはもう少し工夫を

  • キーボードは16.8mmのピッチがある

 肝心のキーボードだが、サイズの面ではかなりの努力が認められる。主要キーのキーピッチは16.8mmとなっており、このサイズならブラインドタッチできる人も多いだろう。ファンクションキーはF1〜F8までは独立しており、日本語入力でファンクションキーを多用する習慣のある人でも問題なし。CTRLキーも左下隅にあるので押しやすい。

 ただ、残念なのはキーの感触がもうちょっとという点。キーが100%確実に反応してくれるためには、しっかりと押し込み、意識的にストロークの突き当たりに当てるようにしなければならないこと。キーの最後まで押し込むものの、突き当たりにしっかりと当たらない場合は取りこぼすことがあった。特に小指で押すa、z、pなどは、早く打てば打つほど反応してくれないことが増える。

 また、Enterもちょっと安っぽい。中央部を押さないと、キーがうまく沈みこまない。キーの右端を押した場合などは反応しない場合もあった。

 筆者のタッチに癖があり、SAシリーズと合わないだけなのかしれないが、他の複数のノートPCやデスクトップPCのキーボードでは問題なく打てていることを考えると、SAシリーズのキーボードはもう少し改善してほしいところでもある。

 一方のタッチパッドは少し小さいので慣れは必要だが、操作に問題はないと感じた。パームレストから一段引っ込んでいる点も誤って触れて動いてしまうことがないため有効だ。

  • 左手親指で操作するスティックポイント

  • 右手親指などで操作するマウスの左右クリックボタン

  • キーの形状はこのようになっている。

  • タッチパッドも中央に装備している。

  • 無線LAN、BluetoothのON/OFFはFnキーと同時にマークのキーを押して切り替える。

  • 無線LAN、BluetoothのON/OFFはFnキーと同時にマークのキーを押して切り替える。

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