OpenOffice.orgは米国時間12月12日、オープンソースのオフィススイートの最新版「OpenOffice.org 2.1」を公開した。今回からLinux版に「Quickstarter」と呼ばれる機能が搭載された。これは、コンピュータの起動時にあらかじめOpenOfficeをメモリに読み込んでおき、OpenOfficeの起動時間を短縮する機能だ(このような手法では一般的に、コンピュータの起動に余計な時間がかかったり、コンピュータの稼働中にリソースを若干消費するといったデメリットが生じる)。
OpenOffice.org 2.1ではさらに、ソフトウェアのアップデートをユーザーに知らせる通知システムにも改良が加わった。発表によれば、そのほかにも表計算ソフト「Calc」ではHTML形式のエクスポートを改良し、データベースソフトの「Base」では「Microsoft Office Access」との互換性を向上させたという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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