日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は11月30日、音楽や動画再生などのエンターテインメント機能の操作性を強化したPDA3機種を発表した。
発表されたのは「HP iPAQ rx4540 Mobile Media Companion」(rx4540)と同社のオンラインショップ専用モデルである「HP iPAQ rx4240 Mobile Media Companion」(rx4240)。さらに「HP iPAQ rx5965 Travel Companion」(rx5965)の3種類だ。
rx4540とrx4240はいずれも、縦63.5mm×横102mm×厚さ17.5mm、質量127gのコンパクトな横型端末。片手で操作できるようにキーとスクロールホイールが本体側面に配置されている。スクロールホイールは項目の選択、決定、音楽や動画再生時の音量コントロール、再生と停止の操作を行うことができる。両機種の違いは側面のカラーとメモリ。rx4540は通常のメモリのほかに1GバイトのフラッシュROMが搭載されている。
rx5965はGPSナビゲーション機能を搭載したモデル。GPS機能をもったほか、GPSアプリケーション「b-walker for iPAQ Navi」と日本全国の地図データが搭載されている。標準で車載キットが同梱される。本体ディスプレイ横に9方向の操作が可能なナビゲーションパッドも搭載され、手軽に操作できるようになっている。
3機種とも通信機能としIEEE 802.11b/gの無線LAN機能とBluetooth v2.0+EDRを標準搭載している。価格と発売日はrx4540が11月30日発売で3万2550円、rx4240が12月上旬発売で4万2000円、rx5965は12月下旬発売で5万9850円となっている。
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