日本HP、日本通信の「iPAQ Pocket PC」向け無線LAN接続ツールを提供

ニューズフロント2006年04月07日 14時22分

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月7日、PDA「HP iPAQ Pocket PCシリーズ」向け無線ホットスポット接続ツール「bアクセスfor Windows Mobile 5」の提供を開始した。同ツールの開発は、日本通信が行った。

 bアクセスは、日本通信が提供する無線ホットスポットサービス「bスポット」に対応したPDA向け無線LAN接続ツール。無線LAN接続を利用する際、通常は事業者ごとに異なるESS-IDやWEPキーなどを設定する必要がある。bアクセスは、無線ホットスポットを自動検出し、ユーザーによる設定作業を行うことなく接続を確立する。「ユーザー定義」機能を使うと、会社や自宅で利用している無線LANの一括管理も可能。

 通信料やインターネット接続料などをパッケージ化したプリペイドサービス「bモバイル」の対象製品を購入すると、bアクセスを利用できる。さらに、PHSに対応した「bモバイル・アワーズ」の場合は、bアクセスでPHS接続も行える。bモバイルの対象製品は、日本HPのオンラインストアHP Directplusで購入できる。税込み価格などは以下のとおり。

  • bモバイルWiFiスポットローミング30:30回の無線ホットスポット接続に対応。9345円
  • bモバイル・アワーズ50時間:PHSおよび無線ホットスポット接続に対応。PHSデータ通信カード同梱。2万6040円

 両社は、Microsoft Windows Mobile 5.0ベースの「HP iPAQ rx1950 Pocket PC」「同hx2490」「同hx2790」でbアクセスの動作を確認した。

 さらに、日本HPは、rx1950とbモバイルWiFiスポットローミング30を通常価格に比べ5145円安い特別価格3万4020円でセット販売するキャンペーン「iPAQを街で使おう」も開始した。200セット限定とし、なくなり次第終了する。

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