Cisco Systemsは米国時間11月13日、イーサネット製品の拡充を目的に、Greenfield Networksを買収すると発表した。
カリフォルニア州サニーベールに本拠を置き、60名の従業員を抱える株式非公開企業Greenfieldは、イーサネットパケットの効率的な処理を実現するチップを開発し、いわゆるメトロイーサネット市場に提供している。通信事業者は同社の技術を用いて、MAN(Metropolitan-Area Network)内に存在する多数の企業ネットワーク同士を接続し、企業がみずからのネットワーク上でVoIPやデータを利用できるようにしている。
Ciscoのイーサネットおよび無線技術部門担当シニアバイスプレジデントKathy Hill氏は、「Greenfield Networksの技術をCiscoのメトロイーサネットスイッチに統合することで、当社がパートナーシップを結んでいるサービスプロバイダーに、新たなキャリア向け機能を短期間のうちに提供できるようになるだろう」と、声明の中で述べた。
Greenfieldは2000年に設立された企業で、インドのバンガロールにも支社を持っている。買収は、2007年1月末に終了するCiscoの現会計四半期中に完了する見込みで、完了次第、Greenfieldの製品ポートフォリオおよび社員はHill氏の傘下に入ることになる。同契約の金額面における詳細は、明らかになっていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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