9月22日は、OneWebDayが初めて開催された日となった。OneWebDayは、「オンライン生活を祝う世界的な記念日を作り、維持し、進展させ、普及させる」という世界的なイベントである。
同イベントのウェブサイトによれば、「Second Life」のオンライン環境上でバーチャル式典が行われたほか、現実世界でも世界中で式典が行われたという。写真共有サイト「Webshots」でも、世界最大級のオンライン共同写真展覧会を開催するという試みが行われた(WebshotsはNews.comを運営しているCNET Networksが所有している)。
ニューヨーク市にあるカードーゾ法学学校の助教授であり、OneWebDayの発起人であるSusan Crawford氏は、「インターネットはわれわれの生活のいたるところに入り込み、これが世界をどう変えたかということは忘れられがちだ」と言う。
Crawford氏は、「インターネットがあることが当たり前だと思うべきではない。われわれは、このことを世界中の人に知ってもらうよう、あらゆる努力をするべきだ。OneWebDayはオンライン環境、世界中の都市の両方で行われるイベントで、ウェブの誕生を記念する機会になる」と語った。
ほかにもCraigslist.orgのCraig Newmark氏や、Wired Magazine誌のDrew Schutte氏などの著名人たちがOneWebDayに参加している。また、22日にボストンで開かれた記念式典では、インターネットでもっとも有名なワールドワイドウェブの先駆者Tim Berners-Lee氏が登場した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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