まず、操作感をチェックしてみよう。DVDを本体にセットすると、最初に、HDとSDのどちらで撮影するかが選択できる。撮影する方式を決定したら、フォーマットが開始。終了すると撮影が可能になる。すでにフォーマットしてあるディスクを入れれば、撮影はすぐに開始できる。両面ディスクを使用している場合は、片面をHD、もう一方をSD用としてフォーマットすることもできる。
ここまでの一連の操作は、タッチパネルで行う。本体にはズームや録画など撮影に必要なレバーやボタン類があるだけで、設定をはじめとするのほとんど操作はタッチパネルで行う。液晶画面に表示される操作ガイドに従って、タッチパネルに触れるだけなので、初心者でもわかりやすい。
撮影が開始されれば、後は片手で操作が可能。親指で録画開始、停止を行い、人差し指でズームを操作する。このあたりは、ほかのビデオカメラとは何の変化もない。ズームレバーの隣には、フォトボタンが設置してあり、動画撮影中でもこのボタンを押すだけで、静止画(230万画素相当)を撮影できる。
唯一、難点なのが、さらに隣にある電源レバー。慣れてしまえば間違えることはないのだが、ズームレバーと間違えてしまうことがある。ただロックがかかっているため、いきなり電源を切るようなことはないので、さほど重要ではないのが救いだ。
静止画だけを撮影する場合は、4:3の画角で400万画素相当、16:9で300万画素相当の写真が撮れる。本体脇にあるマニュアルボタンを押すと、カメラコントロールリングによるマニュアル操作も行えた。ナイトショット機能やフラッシュ撮影など、夜間での撮影もでき、ビデオカメラのデジカメ機能と考えると、破格の機能を搭載している。
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