ハイビジョンムービーもついにDVD化!--2層メディアもOKのソニー、HDR-UX1

ソニー
HDR-UX1
内容:昨年ソニーよりリリースされ注目の的となったのが、家庭用ハイビジョンビデオカメラ「HDR-HC1」だ。今年春には、小型化したHC3が発売され、さらに注目度は上がった。今秋には8cmDVDを搭載したUX1が発売される。DVDの使い勝手の良さにハイビジョンの高画質が加わり、魅力は倍増だ。SD画質との差異、使い勝手など、気になるポイントをチェックしてみた。

各種設定操作はタッチパネル、基本操作は片手でOK

 まず、操作感をチェックしてみよう。DVDを本体にセットすると、最初に、HDとSDのどちらで撮影するかが選択できる。撮影する方式を決定したら、フォーマットが開始。終了すると撮影が可能になる。すでにフォーマットしてあるディスクを入れれば、撮影はすぐに開始できる。両面ディスクを使用している場合は、片面をHD、もう一方をSD用としてフォーマットすることもできる。

  • 撮影したデータを再生する場合もタッチパネルで操作。再生マークを押したあと、表示されるサムネイル画像に触れるだけで、再生が開始される

 ここまでの一連の操作は、タッチパネルで行う。本体にはズームや録画など撮影に必要なレバーやボタン類があるだけで、設定をはじめとするのほとんど操作はタッチパネルで行う。液晶画面に表示される操作ガイドに従って、タッチパネルに触れるだけなので、初心者でもわかりやすい。

  • 右奥からズームレバー、フォトボタン、電源レバー。使用しているときは、見た目以上に3つのボタンが近くに感じる。電源レバーは、電源のオンオフだけでなく、モードの切り替えでも使用する

 撮影が開始されれば、後は片手で操作が可能。親指で録画開始、停止を行い、人差し指でズームを操作する。このあたりは、ほかのビデオカメラとは何の変化もない。ズームレバーの隣には、フォトボタンが設置してあり、動画撮影中でもこのボタンを押すだけで、静止画(230万画素相当)を撮影できる。

 唯一、難点なのが、さらに隣にある電源レバー。慣れてしまえば間違えることはないのだが、ズームレバーと間違えてしまうことがある。ただロックがかかっているため、いきなり電源を切るようなことはないので、さほど重要ではないのが救いだ。

機能と画質でデジカメを凌駕する静止画撮影

 静止画だけを撮影する場合は、4:3の画角で400万画素相当、16:9で300万画素相当の写真が撮れる。本体脇にあるマニュアルボタンを押すと、カメラコントロールリングによるマニュアル操作も行えた。ナイトショット機能やフラッシュ撮影など、夜間での撮影もでき、ビデオカメラのデジカメ機能と考えると、破格の機能を搭載している。

  • レンズ上部に配置されたフラッシュ。プリフラッシュにより被写体の露出を検出し、適切な露出で撮影できる

  • レンズ脇にあるマニュアルボタンを押すことで、カメラコントロールリングでマニュアル操作ができるようになる

  • カメラコントロールリングを使用して、マニュアル撮影ができる。こだわりの写真を撮るときには必須だ

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