HD(ハイビジョン)画質で撮影ができるとなれば、何はさておき一番気になるのが画質だ。実際に撮影をし、SD(通常放送/標準)画質と比較してみた。UX1は幸いにもハイビジョンと標準画質での撮影をディスクごとに設定できるので、同じ機器での比較が可能だ。
まずは、大観覧車全体を引いた状態から中央のデジタル時計まで、ズームで寄ってみた。SD画質の方は観覧車の鉄骨など細部はかなりボケており、デジタル表示のドットひとつひとつはにじんでいる。
それに対してHD画質は鮮明そのもの。鉄骨やビルはもちろん、デジタル時計のドットもひとつひとつがくっきりと映っている。
次は、デパートを撮影。文字と鉄柵がきちんと再現できるかを確認したい。文字は輪郭もくっきりしており、確実に読むことができる。画面右の階段を覆っている鉄柵も細かいラインの連続で出やすいモアレも発生せず、キチンと映っている。
風景をを中心にしか撮影していないが、それでもハイビジョンの実力は十分に堪能できた。ただし、画質が良くなると言うことは、それだけビットレートが高くなり、記録するデータ容量も大きくなってしまうと言うことだ。
片面1層タイプであれば、1枚で15分しか撮影できない。片面2層タイプであれば27分まで撮影できるが、メディアの価格が高いのと、1回しか書き込みが行えない+Rしかないので、いかんともしがたい。メディアをたくさんもって、頻繁に入れ替えるのが今のところ最上の手段か。
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